年末の棚卸について/仙台の記帳代行 ライト
販売目的で購入した商品は、年末に棚卸を忘れないで下さい。個人事業主の方など、たまに棚卸をしない方がいらっしゃいますが、帳簿上だけでなく実際に
数えて正しい数字を出し、売上原価を計算してください。
売上原価=期首商品棚卸高+仕入-期末商品棚卸高
棚卸は、売上原価を計算する為のものだけではなく、品質をチェックしたり、どういった商品が
売れ残っているのか、それはなぜ売れないのか、回転の良い商品はどの商品なのか再確認できます。
極力無駄な仕入れは抑え、お客様のニーズに合ったものを仕入れるように心掛けましょう。
大量に仕入れると、その分値引き率が高いからと言ってついつい仕入、でもなかなか売れず
不良在庫になってしまうといった事もよくあるので、ご注意を・・・
そのほかに増税前や年末に大量に購入した事務用品や消耗品、その中でも未使用のもので
すぐに使用しないものなどは一度に経費に落とさず、貯蔵品として資産計上してください。
事務用品ではコピー用紙や封筒そのほかの文房具(1枚1枚細かくというのではなく、箱買いしたようなもの)
通信販売などをやられている方も包装紙や梱包材などまとめ買いされている方が多いと思います。
飲食店関係では割りばしや紙ナプキン、洗剤や弁当用容器など・・・
そのほか切手やレターパック、収入印紙、商品券なども年末に貯蔵品に振り替えてください。
棚卸作業は面倒ですが、業績をしっかり把握することができますのでどうぞ忘れずに・・・
2019年12月22日 18:00